日本シリーズ第1戦

一昨日より日本シリーズが開幕しました！

そんな日本シリーズの第1戦はサヨナラ勝ちでオリックスバファローズが勝利しました！

前半（1回～5回）と後半（6回～9回）で大きく展開が変わりましたのでそれぞれで振り返っていきます

前半（1回～5回）
後半（6回～9回）
まとめ

前半（1回～5回）

一昨日の試合前半戦は投手戦となりました

バファローズの山本投手、スワローズの奥川投手それぞれが素晴らしい投球を見せました

まず山本投手ですがストレート、フォーク、カーブどの球種も制度が高く得点を与える雰囲気を見せませんでした

特に要所で三振を取り、切り抜けることができていたので安心して見ることができました

ただ、スワローズの打線がよく粘っていたため球数がかかっており、抑えていましたが嫌な印象を受けたのではないかと思います

一方、奥川投手は立ち上がりは球が浮いており不安定でした

序盤はいい当たりを打たれることが多くありましたが、正面をついたり味方のファインプレーにも助けられ0点に抑えました

奥川投手の方はバファローズが初球から狙ってきたこともあり球数を抑えながらイニングを食えていたのが山本投手とは対照的でした

結局前半戦は両チームとも点が入らないまま0-0でした

後半（6回～9回）

後半に入り展開が大きく動きます

6回表100球前後になり球が荒れてきた山本投手がこの試合初めてフォアボールを出しました

村上選手を三振で抑えましたが、サンタナ選手をフォアボールで歩かせ中村選手の打順となりました

中村選手は2球目となる低めのストレートをセンターに運び先制点を奪いました！

その後オスーナ選手がダブルプレーに終わり追加点は奪えませんでしたが貴重な1点となりました

次に試合が動いたのは7回裏ワンアウトランナーなしから若月選手の代打でモヤ選手を投入しました

モヤ選手はベンチの期待に応え奥川投手からホームランを放ちました！

ホームランを打たれた奥川投手がしゃがみこんでいたのが印象的でした

7回で同点となった試合は中継ぎ勝負になっていきました

7回から継投に入ったバファローズは8回にヒギンス投手を投入します

ヒギンス投手は先頭の山田選手にヒットを打たれました

次の村上選手にチェンジアップを持っていかれホームランとなり2点を勝ち越されました

ヒギンス投手は制球が悪く、もっと点数を取られてもおかしくないぐらいでした

今日の状態ですと今後も失点を重ねることになりそうですので調子を戻せるか注目です

スワローズとしては勝ちパターンの投手から勝ち越したことは今後のシリーズでも大きな意味合いを持つと思います

次の登板の際に相手投手に嫌な印象を与えられますし、起用を躊躇させる影響もあります

様々な面を考慮しても大きな得点となりました

その後回を重ねいよいよ9回裏を迎えます

スワローズは守護神マクガフ投手を投入します

先頭の紅林選手がヒットで出塁し、代打のジョーンズ選手がフォアボールで繋ぎ福田選手を迎えます

ここで定石通りバントをしてきましたが、マグガフ投手が焦ってしまったかフィルダースチョイスとなりました

CSでのバスターの記憶が頭をよぎったのか内野陣のチャージが弱かった印象を受けました

中嶋監督が何をしてくるかわからないという部分から迷いを生じさせフィルダースチョイスという結果を生みました

野球はその試合だけでなく今までの繋がりがあって成り立っていると改めて感じました

フィルダースチョイスで満塁となり宗選手を迎えました

宗選手はセンター前タイムリーを放ち同点となりました！

宗選手の思い切りの良さが出た形で素晴らしいヒットでした

この勢いに乗り次の吉田正尚選手がサヨナラタイムリーを放ちバファローズが勝利しました！

バファローズは1度流れに乗ると一気に畳みかける攻撃をすることができ、ホーム球場の利点も活かし勝利を手繰り寄せました

マクガフ投手を打ち崩したことももちろんですが、吉田選手というチームの中心選手が試合を決めたことも次の試合以降のことを考えても大きいです

またバファローズにとって山本投手が先発の試合では負けられないということがあったと思いますのでこの試合を落とさなかったことで日本一に近づいたかなと思います

一方スワローズにとっては痛い敗戦となりました

2点リードした展開で最終回を迎えながらの逆転負けとなり、今後の試合にも大きく響く敗戦となりました

もちろんビジターの影響もあったと思いますが、今回のシリーズはバファローズがホームで4試合できるため起用方法は考えなければいけないと思います

まだ第1戦を終わっただけですので切り替えて次の試合に臨んでほしいです