東京ヤクルトスワローズ日本一!

野球

11/27(土)に日本シリーズ第6戦が行われ2-1で東京ヤクルトスワローズが勝利を収め、20年ぶり6回目の日本一を決めました!

このシリーズは第6戦も含めてすべてが2点差以内という激戦続きの好ゲームが続きました!

そんなスワローズ対バファローズの素晴らしいシリーズを振り返っていきます

打線

このシリーズを通して打線で上回っていたのはスワローズでした!

スワローズの打線はこのシリーズでも大量得点をする試合こそ少なかったですが、下位打線まで確実に仕事をこなしバファローズ投手陣を苦しめました

このシリーズで鍵になるのが山本由伸投手が先発する第1.6戦になると思っていました

バファローズとしては確実に勝利を計算できる投手でここを落とすようなことがあればスワローズに流れが向くと考えていたからです

この2試合で得点こそ2得点しか奪えなかったものの球数を多く投げさせることで苦しめることに成功しました

第1戦では6回までに112球、第6戦でも9回までに141球を投げさせました

このような働きもあり第1戦は最終的にサヨナラ負けで落としましたが第6戦では勝利を収めました

またこのシリーズで大きな働きをしたのがオスナ選手です

シーズン後半からCSでは調子を落とし打順を5番から7番に落とし日本シリーズに入りましたが第4戦での決勝タイムリーや第6戦での猛打賞の活躍など随所で活躍を見せました

これだけ活躍する選手が7番にいるというスワローズ打線は上位から下位まで抜け目ない打線となりました


一方バファローズは上位打線では劣っていませんでしたが下位打線に大きな差が生まれてしまいました

まず5番バッターが固定できていないのは大きな痛手となったと思います

杉本選手の後を打つということで重要な役目となりますが、このシリーズだけでもT-岡田選手・ラベロ選手・モヤ選手を起用し固定ができませんでした

5番バッターがしっかりしていればシリーズで3割近く打った杉本選手をもっと活かせたと思います

また下位打線の迫力不足も響きました

紅林選手や安達選手などが務めていた下位打線ですがホームランを打てる選手が少なくスワローズ打線に劣ってしまいました

足を絡めた攻撃もスワローズの警戒度もありなかなか決まらず苦しい展開となりました

以上が打線の振り返りとなります

投手

シリーズを通して投手力は互角だったと思います

バファローズでは山本投手の好投が光りました

第1、6戦という重要な試合の中で合わせて15イニングで2失点でした

今シーズンは投手5冠に加えオリンピックでもエースとしてチームを支え日本シリーズでも好投しました!

大きな舞台での経験がここでも活かされていたのかいつも通りのピッチングをしていたのが印象的でした

他の先発投手陣も好投を続け厄介なスワローズ打線を相手に最少失点で抑えていました

しかしバファローズにとって誤算だったのが同じぐらいいいピッチングをスワローズにされてしまったことです

まず初戦の奥川投手の好投が光りました

高卒2年目の奥川投手が日本のエースである山本投手と互角に投げ合っていました

味方が点を取れない中で山本投手に劣らない球を投げ続け7回1失点に抑えました

この試合は最終的に敗れてしまいましたが、その後の先発陣に勇気を与えたのは間違えないと思います!

また2戦目の高橋投手が素晴らしい投球を見せてくれました

宮城投手との投げ合いになった試合は7回まで両チーム無得点の投手戦となりました

8回表に勝ち越したスワローズの勢いそのままに高橋投手は完封しました!

この第2戦を落としていたら一気にバファローズに持っていかれた可能性もあったので大きな一勝となりました

この好投に触発されたのか他の先発投手も好投を続けバファローズに負けない投球を見せました

バファローズに投手力で劣らなかったことはシリーズを制する上で重要なポイントとなりました

以上が投手の振り返りとなります

監督

監督力で上回っていたのはスワローズでした

高津監督がぶれない姿勢で試合に挑みそれに選手が応えました!

自分が感じた素晴らしい采配は以下の3つです

・山本投手に奥川投手をぶつけ全力勝負で挑み、捨て試合を作らない姿勢を見せたこと

・初戦で炎上したマクガフ投手を抑えで起用し続け、第6戦にて2回1/3イニングを抑えチームの勝利に貢献したこと

・CSまで不振だったオスナ選手を日本シリーズでも起用し活躍したこと

自分が監督だったらオスナ選手の起用以外はできていなかったと思います

選手を信じ不振になっても起用を続け、その采配に応えた選手は共に称賛に値します

一方バファローズですが期待された中嶋監督の揺さぶりが見られませんでした

足を絡めた攻撃が得意でCS第3戦の連続バスター攻撃の様に相手が予想できない戦術で相手を翻弄してきましたが日本シリーズでは見られませんでした

スワローズが警戒を強めていたこともありますがうまく作戦を遂行しきれていなかったように感じました

また小刻みな継投を行うことが多くありましたが、それがはまらず点を奪われることがありました

中嶋監督の采配力で優勝まで導いてきた部分があまり活かせず不完全燃焼に終わったのではないかと思います

以上が監督の振り返りとなります

まとめ

シリーズを通してスワローズが優位に進めていましたが、バファローズも善戦し6試合とも熱戦になりました!

最近の日本シリーズはホークスの強さを見るだけのシリーズになっていたため久しぶりに盛り上がった印象があります

優勝したスワローズは全てが噛み合い日本一にふさわしいチームであったと思います

1年の締めくくりに素晴らしい試合が見れてとても幸せでした!

以上です!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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